―アニメ、漫画、ゲーム、キャラクター、映画や特撮等IPをブランドとして定義―

自社IP(Intellectual Property:知的財産)をブランドとして管理し「魅力的」にすることでビジネスを成功に導く


とりわけグローバル市場では、IPをブランドとしてどう管理し、どの市場で、どのターゲットに価値を届けるのかという選択が事業のスケールを左右します。IPを戦略的にマネジメントできるかどうかが、ブランドの未来を決めるといっても過言ではありません。

アニメ・ゲームが“世界で勝つ”ためのブランド戦略とは?

アニメ・ゲームをはじめとする日本発の IPビジネスは、いまや世界市場を牽引する成長エンジンになりました。しかしIP のヒットは “才能と運” に任せる時代から、データとブランド戦略で成功確率を高める時代へと転換しています。

本稿ではカンターのKantar BrandZデータ(世界最大のブランド資産データベース)から、IPブランドを強くするための要素を紐解きます。


なぜいま「IP × ブランド管理」なのか?

映画・ゲーム・小説などの IP ビジネスは、かつて “興行=運に左右される”ものと思われていました。しかし巨大産業化した現在、失敗のコストは高く、偶然に頼る経営は成立しません。ブランド戦略の視点を導入すると、IPの「面白さ」「世界観」「ファンの愛着」さえも測定し、再現可能に強化できる資産になります。


Kantar BrandZ が示すIPブランドを伸ばす3つの核心

1. 意義性(Meaningful)=意義性は本来「消費者ニーズに合致」「愛着を持つ」で定義されますが、IPブランドの場合は”面白い・期待できる”という体験価値に意義性が集約されます。

IPの「意義性」は、前作体験や前作世界観への没入が生むIPブランド固有の価値によって牽引されますが、これが”次もきっと面白い”と思わせる期待感を醸成しています。期待感は通常差別性と関係が深いのですが、期待感と意義性がつながっている点がIPブランドの特徴です。


2. 差別性(Different)=差別性は本来「他とは違う」「トレンドの先端を行く」で定義されますが、IPブランドではこれが「唯一無二で”ワクワクさせる”存在」であることに集約されます。

IP は世界観・キャラクター・ストーリーによって他作品との差別化を実現していますが、「次の展開が気になる」という”ワクワク”感がこの差別性を強化しています。”ワクワク”するのは本来意義性ですが、これが差別性と密接につながり「他では得られないワクワク感」となっているのがIPの特徴です。


3. 想起性(Salient)=消費者の頭の中で“真っ先に思い出される。”
SNS、グッズ、映画化、ゲーム化などの横展開により、IPの接触機会を増やすことで “思い出され続けるブランド” になります。


Kantar BrandZの分析では、この3つが揃ったIPはプレミアム価格で売れ、ロングヒットになりやすいと示されています。


国別分析から見える:IPブランドのライフサイクルは短い

Kantar BrandZのデータでは、IPブランドは一般消費財よりも「差別性」と「意義性」が強く連動し、話題性(差別性)が落ちると、意義性も下がりやすい傾向があります。つまり IP ビジネスは“ヒット後のブランド維持・鮮度管理が極めて重要”という構造を持っています。


成功 IP が共通して持つ “ネットワーク効果”

オンラインゲームや人気シリーズに顕著なのがネットワーク効果(Network Effect)です。


  • ● 友人が遊んでいるから自分も遊ぶ
  • ● 同じプラットフォームに人が集まる
  • ● コミュニティやファン文化が価値を倍増する


これにより少数の“勝ち IP” が市場の大部分を占有する寡占構造が生まれます。

任天堂(Nintendo)など、強いマスターブランドを持つ企業は、IP展開においてもネットワーク効果を最大化する地位を築いています。


本レポートでわかること(ダイジェスト)

  • ● IPブランドとB2Cブランドの違い・共通点
  • ● 「意義のある差別性」の作り方
  • ● IPブランドの賞味期限が短くなる理由
  • ● 国別(日本/中国/UK/スペイン)での市場構造の違い
  • ● プレミアム価格を実現するブランドの条件
  • ● ネットワーク効果とIPの寡占化メカニズム
  • ● マスターブランド(任天堂など)の戦略的重要性


IPプロデューサー、マーケター、ブランド担当者が “ヒットを再現性高く生み出すための必読内容” です。



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