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2022.10.04
現代マーケティングのジレンマ[その3]:ブランドの差別化は、お客様の価格感応度を下げるために有効な手段なのか?
ポジショニングを通じて差別化することが、マーケティングの常識だと考えられてきましたが、バイロン・シャープ教授は著書「ブランディングの科学」の中で、むしろ目立つことが重要だというアンチテーゼを立ち上げました。その後、しばしばこれら2つについては議論が起こっています。この記事では、ブランドマーケティングの効果を高めるにあたって、目立つこと(Distinctiveness)と、他とは違うこと(Diffe...
2022.09.21
現代マーケティングのジレンマ[その2]:消費者の意思決定ジャーニーの中でブランドはどのような役割を持つのか?
ブランドや広告が大事なのか、それとも配荷や販促が大事なのかという話は、組織の構造的に起こりやすい議論なのではないでしょうか。心理的に思い浮かべやすいことはメンタルアベイラビリティ、物理的に商品やサービスが手に入りやすいことをフィジカルアベイラビリティと呼ばれています。勝ち組のブランドは、両者を満たしているものです。あなたのブランドが選ばれるようにする方法をご覧ください。 初回の「現代マーケティング...
2022.09.13
現代マーケティングのジレンマ:パフォーマンス・マーケティングとブランド構築はどこで出会うのか?
日本でもマーケティング・ミックス・モデル(MMM)が浸透してきていますが、世界ではマーケティングROIを重要な指標とすることについての論争が存在しています。MMMは値引きや販促やダイレクトレスポンス広告といったパフォーマンス・マーケティングを高く評価し、長期的なブランド構築のための広告や活動を過小評価しているというのです。この記事では、マーケティングROIに関する批判を解き明かし、短期的な測定と長...
2021.05.17
効果的な広告の5つのパターンとは?世界中の消費者が選んだ広告から学ぶ、広告効果を上げるための秘訣
カンター・クリエイティブ・エフェクティブネス・アワードにて、2020年世界で最も効果的だった広告とその理由が明らかになりました。 Daren Poole クリエイティブドメイン シニアディレクター ※本記事は当社グローバルの2021年4月のコラムが基になっています。 Kantarは、優れたクリエイティブコンテンツ、そして、それがブランドやマーケティングの目標達成のために活用されることが、...
新型コロナ発生から500日:世界では40%以上の人がウイルス感染を身近に経験している
~「ワクチン接種先行国」では日常生活の回復が期待され、「ワクチン接種遅延国」では、不安や不満が増加 ~ 市場調査およびコンサルティングの世界的企業であるKANTAR(本社:イギリス・ロンドン、日本法人:合同会社カンター・ジャパン:東京都渋谷区)によると、世界の42%の人が新型コロナウイルスの感染を身近に経験したことがあるとのことです。回答者の8%は、自分自身が感染したと答えており(WHOが報告した...
2021.02.19
グローバル・ビジネスリーダー調査:消費者理解をビジネスの中心に
COVID-19の影響で企業やブランドが苦境に立たされている中、世界のビジネスリーダーたちの84%が組織構造の変革が必要だと考えています。では、どのようにアプローチすべきなのでしょうか? ※本記事は、2020年12月のカンターグローバルの記事の翻訳です。 約4,500人近くの世界のビジネスリーダーを対象にした当社の調査「Global Business Compass」によると、3分の2以上(69%...