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[ニュースリリース]24ヵ国で「お年寄りは何歳から?」を調査。日本は68歳。

24ヵ国で「お年寄りは何歳から?」を調査。世界の平均は63歳、日本は68歳


市場調査会社の株式会社カンター・ジャパン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大竹秀彦)は、日本を含む24ヵ国の市場トレンドと将来予測情報(名称:「グローバル・モニター」調査)を企業に提供しています。


今年の2月から3月にかけて実施した調査の中で、各国の16歳以上の男女に対し「お年寄りとは何歳からだと思うか」という質問を行いました。すると、24ヵ国の人々の回答の平均値が約63歳で、日本の平均値が約68歳という結果になりました。


※全文PDFのダウンロードはこちらです。


■ 日本の人々が思う「お年寄り」の開始年齢は約68歳
各国の人々に対し、「お年寄りとは何歳からだと思うか」という質問に自分が該当すると考える年齢を自由に記載してもらいました。その結果の平均値を年齢の高い国から順番に並べたものが下図です。


(図は全文PDFをダウンロードしてご確認ください)


これを見ると、「お年寄り」の開始年齢の平均値が最も高かった国はイタリアで72.2歳、最も低かった国はインドネシアで51.2歳となりました。また、日本は67.7歳で、24ヵ国中6番目に高い値でした。24ヵ国の平均値は63.4歳でした。


次に、日本の回答分布を見てみると、「61-70歳」の間の年齢を回答した人の割合が65%で最も高く、「51-60歳」の20%、「71-80歳」の13%が続きました。


(図は全文PDFをダウンロードしてご確認ください)


これを「お年寄り」の開始年齢が最も低かったインドネシアと比較してみると、その分布の仕方が顕著に違うことがわかります。インドネシアの場合、「61歳」よりも高い年齢を「お年寄り」の開始年齢と回答した人が12%程度であるのに対し、日本の場合、その割合は80%近くになります。


(図は全文PDFをダウンロードしてご確認ください)


■ まとめ
インドネシアのように60歳以下を「お年寄り」の開始年齢と捉える人の割合が高い国もありますが、世界的には60代が「お年寄り」の開始年齢として捉えられているようです。


■ 調査概要
カンター・ジャパンは、24ヵ国の市場トレンドの把握と将来予測(シナリオ・プランニング)を行い、その情報・分析レポートを企業に提供しています。調査を実施しているのは、同じカンター・グループに属するザ・フューチャーズ・カンパニー社です。
・調査名称:「グローバル・モニター」
・調査頻度:年1回
・調査時期:2014年2月から3月
・調査方法:主にインターネット調査(日本含む)。国により対面調査
・調査対象:16歳以上の男女
・対象者数:24ヵ国でn=24,000(調整を実施)。日本は997名
・調査国:日本、韓国、中国、インド、インドネシア、タイ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ロシア、ポーランド、トルコ、南アフリカ、ケニア、ナイジェリア、メキシコ、コロンビア、ブラジル、アルゼンチン


※本文を引用される場合は、出典が「カンター・ジャパン」であることを明記してください。
※ザ・フューチャーズ・カンパニー社のウェブサイト:http://thefuturescompany.com/


■ カンター・ジャパン会社概要
カンター・ジャパンは、前身企業から数えると日本で50年超の歴史を持つ市場調査会社です。12の企業(グループ)で構成されるカンター・グループに属し、日本だけでなく海外の消費者調査まで幅広く手掛けています。親会社は、世界有数の広告会社であるイギリスのWPP(ダブリュー・ピー・ピー)です。
・社名:株式会社カンター・ジャパン
・本社:東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー6F、7F
・代表取締役社長:大竹秀彦
・事業内容:市場調査、およびそれに付随するアドバイザリー業務
・ウェブサイト:http://www.kantar.jp


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