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[ニュースリリース]「見た目」、「収入」より 「知性」に秀でたい53%。

53%の人が「見た目(ルックス)」、「収入」より 「知性」に秀でることを理想と考えている
- 諸外国でも同様の傾向あり。24ヵ国調査 -


市場調査会社の株式会社カンター・ジャパン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大竹秀彦)は、日本を含む24ヵ国の市場トレンドと将来予測情報(名称:「グローバル・モニター」調査)を企業に提供しています。


今年の2月から3月にかけて16歳以上の男女約1,000人を対象に日本でインターネット調査を実施し、「知性」、「見た目(ルックス)」、「収入」のうち1つだけが優れ、残りの2つは平均的だとしたら、どの組み合わせが一番理想的かを尋ねました。すると、「知性が非常に高く、見た目(ルックス)と収入は平均的」を選択した人が回答者の53%を占めました。


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■ 日本人は「知性」を選択
日本の消費者に以下の3つの選択肢を提示し、その中から1つを選択してもらいました。


1.「知性が非常に高く、見た目(ルックス)と収入は平均的」
2.「お金持ちで、見た目(ルックス)と知性は平均的」
3.「見た目(ルックス)が非常に良く、知性と収入は平均的」


すると、1を選択した人が全体の53%、2を選択した人が35%、3を選択した人が12%という結果になりました。


■ 24ヵ国中22ヵ国の人々が「知性」を選択
次に、日本以外の23ヵ国でも同時期に同じ調査を行っています。そこで、各国の調査結果を並べてみると、1.「知性が非常に高く、見た目(ルックス)と収入は平均的」を選択した人の割合では、ポーランドの83%が最も高く、韓国の27%が最も低いことがわかりました。


この1.「知性が非常に高く、見た目(ルックス)と収入は平均的」を選択した人が多数派を占めた国は22ヵ国ありました。一方、韓国とナイジェリアでは、2.「お金持ちで、見た目(ルックス)と知性は平均的」を選択した人が多数派を占めました。3.「見た目(ルックス)が非常に良く、知性と収入は平均的」を選択した人が多数派を占めた国はありませんでした。


■ まとめ
この調査から、「知性」、「見た目(ルックス)」、「収入」の3つを比較した場合、「知性」に秀でるのを理想と考える人が世界には多いことがわかります。


■ 調査概要
カンター・ジャパンは、24ヵ国の市場トレンドの把握と将来予測(シナリオ・プランニング)を行い、その情報・分析レポートを企業に提供しています。調査を実施しているのは、同じカンター・グループに属するザ・フューチャーズ・カンパニー社です。
・調査名称:「グローバル・モニター」
・調査頻度:年1回
・調査時期:2014年2月から3月
・調査方法:主にインターネット調査(日本含む)。国により対面調査
・調査対象:16歳以上の男女
・対象者数:24ヵ国でn=24,000(調整を実施)。日本は997名
・調査国:日本、韓国、中国、インド、インドネシア、タイ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ロシア、ポーランド、トルコ、南アフリカ、ケニア、ナイジェリア、メキシコ、コロンビア、ブラジル、アルゼンチン


※本文を引用される場合は、出典が「カンター・ジャパン」であることを明記してください。
※ザ・フューチャーズ・カンパニー社のウェブサイト:http://thefuturescompany.com/


■ カンター・ジャパン会社概要
カンター・ジャパンは、前身企業から数えると日本で50年超の歴史を持つ市場調査会社です。12の企業(グループ)で構成されるカンター・グループに属し、日本だけでなく海外の消費者調査まで幅広く手掛けています。親会社は、世界有数の広告会社であるイギリスのWPP(ダブリュー・ピー・ピー)です。
・社名:株式会社カンター・ジャパン
・本社:東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー6F、7F
・代表取締役社長:大竹秀彦
・事業内容:市場調査、およびそれに付随するアドバイザリー業務
・ウェブサイト:http://www.kantar.jp


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