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[ニュースリリース]エムスリーと業務提携。

エムスリーと業務提携。
製薬会社向けの調査・データ提供サービスを拡大


市場調査会社の株式会社カンター・ジャパン(本社:東京都渋谷区、取締役社長:大竹秀彦)は、登録医師数で日本最大規模の医療従事者向け情報サイト「m3.com(エムスリー・ドットコム)」を運営するエムスリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:谷村格、東証一部上場<証券コード2413>、以下エムスリーと略)と医療・ヘルスケア分野の調査・データ提供サービスで業務提携を行うことを本日発表します。


※全文PDFのダウンロードはこちらです。


エムスリーは、製薬会社などの依頼に基づいて、「m3.com(エムスリー・ドットコム)」に登録する60万人以上の医療従事者会員を対象に調査を実施し、マーケティング活動を支援しています。


今回の提携では、製薬会社から依頼されて行う調査業務の拡大に加え、新サービスの開発・販売を視野に入れています。


【業務提携の内容】
(1)調査業務を拡大:製薬会社の依頼に基づき、カンター・ジャパンが、「m3.com(エムスリー・ドットコム)」の登録会員を対象に調査を行う


(2)新サービスの開発・販売:エムスリーとカンター・ジャパンが、ノウハウを共有。共同で調査を企画し、得られたデータを製薬会社に販売する


※日本市場での調査が対象


(1)については本日から実施し、(2)については現在開発中のサービスを11月から販売(予定)し、順次新しいサービスの企画・開発を検討・実施していく予定です。


■ エムスリーの強み:豊富な会員リスト
エムスリーは、医療従事者専用専門サイト「m3.com(エムスリー・ドットコム)」を運営しており、60万人以上の医療従事者に対して多彩な医療関連情報を提供するプラットフォームを提供しています。医療従事者会員のうち、医師の登録会員は25万人に及びます。


医薬品や病気に関する調査は、専門知識が要求されるのと、症例によっては専門医が少ないため、回答できる対象者が限られることがあります。したがって、製薬会社の要望(ニーズ)に応えるためには、豊富な医療従事者のリストを保有していることが強みになります。


また、「m3.com(エムスリー・ドットコム)」の登録会員は調査目的で集まった医療従事者ではないため、中立的な目線で様々な症例の調査に対応することが可能です。


■ 提携の背景:調査業務の拡大基調
カンター・ジャパンは、前身企業から数えると日本で50年超の歴史を持つ市場調査会社です。13の企業(グループ)で構成されるイギリスのカンター・グループに属し、日本だけでなく海外の消費者調査まで幅広く手掛けています。


そのカンター・グループの中に、1940年代から世界中で医療・ヘルスケア分野の調査業務に携わり、現在40ヵ国以上に事業所を持つカンター・ヘルス社があります。カンター・ジャパンは、カンター・ヘルス社の調査経験やノウハウを日本でも活用すべく、2012年にヘルスケア事業部(名称:カンター・ヘルス・ジャパン)を本格展開しました。


変革の時代を迎えた医薬品市場の中で、マーケティングの重要度は高まっています。カンター・ヘルス・ジャパンは、医療・ヘルスケア分野の専門性と、他業界での豊富な課題解決の知見を組み合わせた新たな調査のアプローチを外資系の製薬会社中心に提案してきましたが、最近では日本の製薬会社からの相談が増え、かつ様々な疾患領域の調査に対応しなければならなくなっています。


一方、エムスリーは、「m3.com(エムスリー・ドットコム)」を活用し、カンター・ジャパンと協業することで、より多くの製薬会社の課題解決、マーケティング活動支援に貢献できる機会が増えると考えています。


■ エムスリーについて
・社名:エムスリー株式会社
・本社:東京都港区赤坂1丁目11番44号 赤坂インターシティ10階
・代表取締役社長:谷村格
・事業内容:インターネットを利用した医療関連サービスの提供
・ウェブサイト:http://corporate.m3.com/ 


■ カンター・ジャパン会社概要
・社名:株式会社カンター・ジャパン
・本社:東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー6F、7F
・取締役社長:大竹秀彦
・事業内容:市場調査、およびそれに付随するアドバイザリー業務
・ウェブサイト:http://www.kantar.jp


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