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[ニュースリリース]携帯端末ブランド、認知・ロイヤリティの変遷についての調査結果発表。

市場調査会社カンター・ジャパン、
携帯電話端末ブランド別、認知・ロイヤリティの変遷についての調査結果発表
- Apple(iPhone)ブランドが最強、カンター独自の「ブランドピラミッド手法」による調査 -


市場調査会社の株式会社カンター・ジャパン(本社:東京都渋谷区、代表取締役:宮島正敬)は、カンター・グループ独自の「ブランドピラミッド手法」(詳細は後述)を用いて、携帯電話端末カテゴリーの2008年から2012年までの各ブランドのブランド力(認知・ロイヤリティ)の変遷について調査し、本日その結果を発表しました。分析の対象は、日本の代表的な携帯電話端末ブランドであるNEC、Panasonic、Sharp、Sony Ericsson*、そしてApple(iPhone)です。調査の対象者は、携帯電話利用者、又は所有者です。


ここから、日本の携帯電話端末ブランドのブランド力が下降線をたどる一方で、Apple(iPhone)のブランド力は現在まで概ね順調に高まっており、特にロイヤリティにおいては、既に他のブランドを寄せ付けないほどの優位性を確立しつつあることがわかりました。


以下が調査結果の要旨です。


調査結果の要旨

1. 日本の携帯電話端末ブランドの認知度は下降基調。一方、Apple(iPhone)の認知度は上昇基調。
 ・日本の携帯電話端末ブランド(NEC、Panasonic、Sharp、Sony Ericsson*)は、2008年には60 - 70%程度の認知度を誇っていた。しかし、2012年の調査では、60%超の認知度を維持しているのはSharpのみである。
 ・2008年にiPhoneが日本市場に投入されて以来、Apple(iPhone)の認知度は概ね順調に伸びている。


2. ロイヤリティでは、Apple(iPhone)が最も優位。
 ・日本の携帯電話端末ブランドのロイヤリティは落ち込む一方で、なかなか上昇の兆しが見えない。2012年の調査では数%程度の水準に留まる。
 ・Apple(iPhone)のロイヤリティは、認知と同様に概ね順調に伸びており、2012年には21%と他を寄せ付けないレベルに達している。


*追記)Sony Ericssonは、現在のSonyブランドです。リリース内では、Sony Ericssonで表記を統一しました。


株式会社カンター・ジャパン会社概要
社名: 株式会社カンター・ジャパン(http://www.kantar.jp/
本社: 東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー6F、7F
設立年月日: 2001年12月13日
代表取締役: 宮島正敬
事業内容: 市場調査、およびそれに付随するアドバイザリー業務


※ニュースリリース本文および調査結果の詳細は、以下のPDFファイル(410KB)でご確認ください。
 NewsRelease_KantarJapan_120723(pdf)


※ニュースリリースのトピックは、「BrandZ」調査から抜粋したものです。「BrandZ」は、カンター・ジャパンの親会社であるWPPミルウォード・ブラウン社(日本はカンター・ジャパン)が年一回実施しているブランドエクイティ調査です。この調査は、ミルウォード・ブラウン社のブランドエクイティ調査(名称:BrandDynamics)手法をベースに設計されており、ブランドの現状(強み・弱み、ポジショニングなど)を評価します。BrandZは、世界41カ国、200以上のカテゴリー(アパレル、ビール、自動車、ファーストフード、保険、小売など)のブランドをカバーしています。


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