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[調査]中国人医師の98%がインターネットを使用しています。

カンターヘルスチャイナとDXY(中国人医師や医療分野の専門家向けの最大規模のオンラインポータル運営会社)が実施した調査結果によると、中国の医師は、以前よりもデジタルに慣れ親しんでいることがわかります。


中国では、医師の 98%がインターネットを使用し、週5.1時間、業務や専門分野の活動に費やしています。


この『中国における医師のデジタルライフ調査』によると、中国の医師は、週2.6時間(オンラインに費やす時間の42%)を論文、書籍や病気の症例などの情報を検索する活動に費やしています。教育(CME)には週1.9時間、ブログ記事の書き込みやレビューを含む仲間とのオンライン上のコミュニケーションには1.4時間ほど使います。患者の質問に答える、患者教育およびサポートプログラムに参加するなど患者とのオンラインでの対話には0.6時間ほどしか割いていません。


「『中国における医師のデジタルライフ調査』により、中国の医師が想像以上にデジタルに通じていることがわかりました。これは、マーケティング活動をサポートするのにデジタルチャネルを利用しうる可能性が大きいことを示しています」とカンターヘルスチャイナのゼネラルマネージャーであるサイモンリーが述べています。 「インターネットは、医師にとって重要な情報源ですが、製薬会社はそれらを十分に活用していません。製薬会社には、医師をオンラインに引き付けておく二つの大きな可能性があります。一つは、新しいコンテンツや教材を提供すること、もう一つは、オピニオンリーダーに影響を与えたり、オンラインマーケティングの影響を管理・コントロールするハブをモニタリングすることです」。


『中国における医師のデジタルライフ調査』のデータは、オンライン(4857対象者)とオフライン(2070対象者)の調査から成り、カンターヘルスで分析し、結果の実用性を担保するためにDXYのデータにより補完されたものです。今回の調査は、デジタルの世界におけるマーケティングを成功に導くユニークなインサイトを提供する目的で実施しているため、医師の態度・ニーズ・動機などはカバーされていません。


Kantar Health